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高橋留美子の新境地『MAO』のあらすじをざっくり解説!どこで読めるかも紹介

ダークファンタジーの世界 男の子の後ろ姿

※アイキャッチはイメージ(by まんがLOVERS)

高橋留美子先生の最新作『MAO』が話題を呼んでいます。

筆者自身も高橋留美子先生(以下、敬称略)の大ファンで、めぞん一刻やうる星やつらのアニメ放送のリアルタイム世代です。

その最新作の『MAO』ではダークファンタジーという新たなジャンルに挑戦しています。

本記事では、『MAO』のあらすじや登場人物、そして作品の楽しみ方を紹介します。

この記事でわかること

  • 『MAO』のあらすじと主要キャラクター
  • 高橋留美子作品の中での『MAO』の位置づけ
  • 『MAO』を読むための方法(雑誌、単行本、電子書籍)
  • 読者の評価と作品の魅力
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『MAO』のあらすじと魅力を徹底解説

猫の妖怪
イメージ:まんがLOVERS

『MAO』は現代と大正時代を行き来するタイムスリップストーリー。

主人公の黄葉菜花と陰陽師の少年・摩緒の出会いから始まる物語の展開と、魅力的なキャラクターたちをご紹介します。

物語は、中学3年生の黄葉菜花が8年前に両親を失った事故現場を再訪したことから始まります。

同級生と訪れるのですが、なぜか彼女だけが突如として大正時代のような異世界にタイムスリップしてしまい、カマキリの化け物に襲われますが、長髪の少年・摩緒に助けられます。

摩緒は900年以上生きている陰陽師で、「猫鬼(びょうき)」という強力な妖怪に呪われています。

興味深いことに、菜花も幼少時の事故の際に猫鬼と出会い、呪いを受けていたことが明らかになります。

同じ宿命を背負った菜花と摩緒は、猫鬼を探し、呪いを解くために協力することになります。

菜花は現代と大正時代を行き来しながら、摩緒とともに様々な妖怪や陰謀に立ち向かっていきます。

主要キャラクターには、以下のような魅力的な面々がいます。

  • 黄葉菜花:現代の中学3年生。事故で両親を亡くし、妖力を得てしまった。
  • 摩緒:900年以上生きている陰陽師の少年。猫鬼の呪いにより不老不死となっている。
  • 乙弥:摩緒に仕える式神の子。
  • 猫鬼:摩緒と菜花を呪う強力な妖怪。

高橋留美子は本作を「ダークファンタジー」として構想し、「呪い」をテーマにしています。

タイムスリップ、妖怪、少女と少年の出会いなど、『犬夜叉』に近い要素もありますが、より暗い雰囲気の物語となっています。

『MAO』はどこで読める? 様々な読み方を紹介

ダークファンタジーの妖怪
イメージ:まんがLOVERS

『MAO』を楽しむ方法は複数あります。

週刊少年サンデーでの連載はもちろん、単行本や電子書籍など、自分に合った読み方を見つけられます。

それぞれの特徴と購入方法をご説明します。

  • 週刊少年サンデー(小学館)での連載: 最新話を読むには雑誌を購入するのが一番早い方法です。毎週水曜日に発売されるので、リアルタイムで物語を追いたい方にはおすすめ
  • 単行本(コミックス): 2024年8月時点で21巻まで発行されています。書店やオンラインショップで購入可能
  • 電子書籍: ブックライブ、まんが王国、Renta!、dブック、LINEマンガなどで配信されています

多くの電子書籍ストアでは試し読みができるので、まずは作品の雰囲気を確認してみるのもよいでしょう。

また、継続して読みたい場合は、単行本を購入するか電子書籍で買い揃えるのが便利です。

自分のライフスタイルに合わせて、最適な読み方を選んでみてください。

MAO 1

MAO 1

高橋留美子作品の系譜と『MAO』の新境地

大正時代の建物のイメージ
イメージ:まんがLOVERS

その作品群の中で『MAO』はどのような位置づけにあるのでしょうか。

過去作品との比較を交えながら、『MAO』の新しさを探ります。

高橋留美子の代表作には以下のようなものがあります。

  • うる星やつら(1978-1987年)全34巻:SF要素を含むラブコメディ
  • めぞん一刻(1980-1987年)全15巻:木造アパートを舞台にしたラブストーリー
  • らんま1/2(1987-1996年)全38巻:格闘技要素を含むラブコメディ
  • 犬夜叉(1996-2008年)全56巻:戦国時代を舞台にした冒険ファンタジー
  • 境界のRINNE(2009-2017年)全40巻:現世と来世を行き来する少年を主人公とした作品

これらの作品と比較すると、『MAO』には以下のような新しさが見られます。

  • ダークファンタジーというジャンル:高橋留美子作品の中でも特に暗い雰囲気を持つ作品です。
  • 「呪い」をテーマにした物語:過去作品にも超自然的要素はありましたが、「呪い」を中心テーマに据えたのは『MAO』が初めてです。
  • 時代設定:現代と大正時代を行き来する設定は、『犬夜叉』の現代と戦国時代を彷彿とさせますが、より近い過去を舞台にしている点が新しいです。

『MAO』は高橋留美子の長年のファンにも新しい読者にも楽しめる、スリリングで魅力的なダークファンタジー作品として位置づけられています。

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『MAO』の評価と読者の感想

『MAO』は発売以来、多くの読者から高い評価を得ています。

高橋留美子ファンはもちろん、新しい読者層からも支持を集めているようです。

ここでは、実際の読者の声を交えながら、作品の評価をまとめてみましょう。

読者からは以下のような感想が寄せられています。

  1. 「やっぱり高橋留美子さん!」という声が多く、作者の実力への信頼
  2. 「だんだん面白くなります」という評価があり、ストーリーの展開力の高さ
  3. 「さすがだなという感じ」という感想から、高橋留美子作品としての質の高さ
  4. 「やっぱり面白い!」という率直な評価も多く、純粋に楽しめる作品
  5. 「犬夜叉っぽい!」という感想もあり、過去の人気作品との共通点を楽しむ読者も多い

これらの評価から、『MAO』が高橋留美子ファンの期待に応えつつ、新しい読者層も惹きつける魅力を持っていることがわかります。

まとめ:『MAO』で広がる高橋留美子ワールド

ダークファンタジーの妖怪
イメージ:まんがLOVERS

『MAO』は、高橋留美子が新たな境地に挑戦しつつ、彼女の真骨頂とも言える魅力を存分に発揮した作品です。

ここで、本作の特徴と魅力を最後にまとめてみましょう。

  1. 新たなジャンルへの挑戦: 「ダークファンタジー」という、これまでの高橋留美子作品にはなかった暗い雰囲気の物語に挑戦。この新しさが、読者に新鮮な驚きを与えている。
  2. 懐かしさと新しさの絶妙なバランス: 「少女と少年の出会い」「時代を超えた物語」という高橋留美子らしい要素を持ちつつ、「呪い」をテーマにした新しい展開が、幅広い読者層を惹きつけている。
  3. 魅力的なキャラクター設定: 現代の少女・菜花と900年以上生きる陰陽師・摩緒という対照的な主人公たちの関係性が、物語の核となっている。
  4. 時代設定の妙: 現代と大正時代を行き来する設定は、読者に歴史への興味を喚起すると同時に、現代の視点から過去を見つめ直す機会を提供している。

『MAO』は、高橋留美子ファンはもちろん、ダークファンタジーや歴史ファンタジーが好きな方、そして新しい物語世界を求める全ての読者におすすめの作品です。

高橋留美子が描く新たな世界で、現代と過去を行き来する不思議な冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※本記事の情報は2024年9月現在のものです。

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